生成AIをシナリオプラニングに活用してみる
新年度がスタートしましたが、イラン攻撃による原油価格の上昇等予断を許さない
状況が続いていて、おまけにトランプ大統領の言うことがころころ変わるので、
余計に将来についての不透明感が高まっています。
こういう時代には、複数のシナリオを検討しておくシナリオプラニングをお勧め
してきましたが、皆さん、「変動要因」の選定・設定に結構苦労されているよう
なので、それなら思い切って生成AIに考えさせてはどうかと思った次第です。
ただ、やみくもにプロンプトを入れても、的外れな答えが出て来て、「使えない」
となってしまうので、そこで、自社・自部門に当てはまるようなシナリオプラニ
ング案を作らせる方法を考えてみました。
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<生成AIによるシナリオプラニングの例>
参考までに、タイプⅠ.丸投げ型で「貿易会社」を前提にして作らせたシナリオプラニング例を以下にご紹介します。
| 変動要因 | ベースケース | 悲観ケース | 楽観ケース |
|---|---|---|---|
| 貿易成長率 | 2% | <1% | >4% |
| 主リスク | 為替変動 | 地政学・物流寸断 | 過熱インフレ |
| 収益影響 | +5% | -15% | +20% |
| 推奨戦略 | デジタル化 | 多様化・BCP | 成長投資・M&A |
一応それらしくはなっていますが、やはり特定の貿易会社にとってみた場合には、
この要素は関係ないとか、重要なあの要素が抜けている、ということになるので、
やはりタイプⅡ.やさらに踏み込んで、タイプⅢ.のようなやり方が出来た方がいいですね。

